磁石- 材料、精密加工、めっき技術

連結焼結、SC鋳造温度制御、焼結粒径微細化、Dy拡散等で磁石特性の改善を実施。

連続焼結炉、SC鋳造炉、水素脆性炉等先進的な設備及び工程管理は日本メーカーのそれに近いものとなっています。高周波時効処理は通常の時効処理に比べ保磁力が1～2 kOe向上しますが、Br、角型比には影響がなく、各グレードの製品に適用できます。

 磁石技術の標準化　計測技術の進展

寸法・外観測定——全自動外観検査装置、自動化開発の専門チームを持ち、効率・品質アップの為、計測装置自動化の開発にも力を注いでいます。組立に重要な寸法、磁気特性、フラックス等の顧客固有の要求性能のをMiniTabRを用いて工程能力を分析します。自社開発の磁気モーメント測定器で全自動全数検査を実施し、人為ミスをなくし、不適合品を排除します。ロット間変動は、±1%以下で、ゼロ欠陥出荷を実現します。多極着磁品も単品も精度良く測定：ローターに貼り付けられた磁石の表面磁束密度波形も測定でき、手動測定より２倍の精度で測定できます。先進的なドイツMatesy社製の磁気モーメント測定システムは、100％全数検査、ゼロ欠陥出荷を実現します。客先仕様や使用温度、パーミアンス係数の計算により、最適グレードの材質を提案し、お客様のコスト削減をサポートします。測定データは分析し成形、焼結工程の工程管理にも適用します。お客様の使用方法に基づき、測定、磁場解析を用いて、磁石の均一性、磁極ズレをコントロールします。磁石の清浄度は良好で接着性も良く、組立の自動化が容易に行えます。

モータパラメーターと磁石の適合性

当社の専門エンジニアチームがモータパラメータと磁石の適合性を研究しています。